パソコンが壊れてます(4)

乙女手塚日記

休日の手塚の部屋。
恋人になったばかりの二人・・・
「不二・・・・無理するな・・・」
「だ・・・い・・・じょうぶ・・・・ふぅ・・・心配無用だよ!」
「しかし・・・」
「平気・・・だってば・・・どう?・・・いい?」
「うむ・・・・」
「もうちょっとで・・・・全部・・・・痛っっ!」
「不二!!!」
手塚は不二の手をつかんで引き寄せる。
「いたぁ〜血・・・でちゃった・・・」
「!!!」
手塚は不二の血がにじむ指をぱくっとくわえた。
不二は手塚に教わって国光くん人形を作っていたのだった。


「痛むか?大丈夫か?」
「手塚、大げさだよ〜」
手塚は必要ないという不二の発言を無視し、不二の指にバンソコを貼った。
「大げさではない!ばい菌が入ったらどうする!!!」
不二(くん)の綺麗な指に傷なんて残せるか!

「舐めときゃ治るよ」
手塚は不二の指を舐めてしまったことを思い出し、顔を赤くした。
不二くん(可愛い!)の指を・・・舐めた・・・
「手塚?」
「す、すまん!なんでもない!」
「変なの・・・よし!じゃあ国光くん作りを再開します!」
「・・・まだやるのか?」
「やるよ!パーツはほぼできたからね!」
不二は気合いを入れて再び縫い始めたが、結局、完成する前に日が沈んでしまったので、
作りかけの国光くんを不二は家に持って帰った。


「手塚!おはよう!」
今日も不二くん(恋人!)は可愛い・・・
朝日の中・・・天使みたいだ・・・
「お、おはよう・・・」
不二の可愛さに見とれていた手塚だったが、あることに気づいて驚く。
「!!!不二、それはどうした!?」
不二の指のバンソコが増えている!!!
「フフ・・・昨日、頑張って完成させたんだ!」
「不二・・・」
手塚の心臓はキュンと高鳴る。

「そんなに頑張らなくても・・・」
「だって・・・国光くんとキスの練習したかったから・・・」
「えぇ!?」
手塚の眼鏡がずり落ちる。
「嘘だよ」
「不二・・・」
脱力した手塚に不二はとっておきの笑顔をむけた。
「本当は周助くんにも早く恋人を作ってあげたかったから!」

キューーーーーン

手塚はぐいっと不二を抱き寄せ、学校の大木に隠れて、
素早く不二のおでこにキスをした。
「・・・国光くんで練習はダメだぞ」
「うん・・・君って乙女ちっくな割に手が早いね」
「・・・」


○月×日

今日は不二くん(ハニー)がぬいぐるみの国光くんを連れてきた。
周助くんは嬉しそうだった。
そして、国光くんは俺の部屋で周助くんと生活することになった。
『はじめまして、周助くん』
『はじめまして、国光くん』
『好きだ〜』
『わぁ〜』
二人はラブラブなので、俺はもう周助くんに
『周助たん!』
と言って抱きつくことはできなくなったが、
恋の相談は引き続き聞いてもらおう・・・

〜国光ラブぽえむ〜
『はちみつ はちみつ スイート ハニー 君のおでこも はちみつ味 甘すぎるから 蜂に注意』


拍手レス↓
11/24、25に拍手してくださった方、ありがとうございます

パソコンが壊れてます(3)

乙女手塚日記

「あの・・・ノックしたんだけど・・・返事がなかったから・・・勝手に入ってごめん・・・」
「いや・・・」
手塚と不二は正座して向かい合って座っている。
二人の間にはぬいぐるみの周助くん・・・

もう終わった・・・
俺を好いてくれてた不二(くん)だが、ずっと周助くんを凝視して俺と目を合わさない・・・
さようなら、俺の初恋・・・
さよなら!

「不二!」
「ななな何?」
「お前が想像しているとおり・・・これは・・・お前をモデルに俺が作った!」

手塚の中の何かがはじけて、手塚は言わなくていいことも話しはじめた。

「うん・・・」
「お前のことが好きで好きでしかたがなくて、作ったんだ!!!」
「!!!」
「周助くんと名付けて・・・毎日・・・一緒に寝てる!」
「!!!」
「驚かせて・・・悪かった・・・」
自分のすべてをさらした手塚は目を閉じて、不二が立ち去るのを待った。
不二が立ち上がったのが気配で分かる。
もう不二の笑顔を見ることは出来なくなるのかと目頭が熱くなったが手塚は我慢した。

「手塚・・・顔あげて」
手塚が顔を上げるとそこには手塚が以前、不二に匿名で贈ったクマちゃんがいた。
「そ、それは・・・」
「これ・・・手塚が作ってくれたんでしょ?」
「そうだが・・・なぜ・・・」
「君が必死になって靴箱に入れてるの見ちゃったから」
手塚の肩から力が抜ける。
「あのアップルパイの差し入れも君でしょ?すっごく美味しかった。お弁当も・・・」
「・・・」
「見間違いかな〜とか、勘違いかな〜って思ってたんだけど、スッキリしたよ」
「そうか・・・」
不二に気づかれてたのか・・・
たとえ自分を偽って不二と付き合ってもすぐにばれてしまっただろう・・・
早まっただけだ・・・

手塚が遠い目でクマを見つめていると、不二はクマを置いて、ぬいぐるみの周助くんを抱き上げた。
「僕の人形には正直おどろいた・・・あの・・・ひとつ聞いていい?」
「何だ」
「・・・この子とHなこともしてるの?」
「してない!」
「キスも?」
「してない!」
ほっぺにチュウだけだ!

首をぶんぶん横に振る手塚に不二はニコ〜と笑いかけた。
「じゃあ・・・キスは周助くんじゃなくて僕としてね」
「へ?」
「僕、君みたいに器用じゃないし・・・がさつなとこあるから幻滅させちゃうかもしれないけど・・・」
「・・・」
不二は腕の中の周助くんにペコっと頭をさげさせながら自分も一緒に頭を下げて言った。
「これからよろしくお願いします」

今まで誰にも見せたことがない間抜けな顔をした手塚に不二は近づくとチュッと手塚の唇にキスをした。

「じゃあまた明日!」

茹で蛸のようになった手塚に手を振り、不二は出て行ったのだった。

○月×日
〜国光らぶポエム〜
『ファーストキスはどんな味?ドキドキドキドキ分からない フワフワフワフワ天国へ ラブラブラブラブ君が好き!』


(お付き合い編に続く)


***

はぁ〜くっつきましたよ・・・
さてさてほほ〜な感じですが・・・
温かく見守ってやってください。

夢オチにはしませんからご安心を〜

パソコンが壊れてます(2)

乙女手塚日記

「手塚のやつ不二に話があるって言ってたのに休んでやんの〜」
「うん・・・熱だって・・・」
「手塚が熱出すなんて以外だにゃ〜」
「不二、風邪やインフエンザが流行ってる、見舞いには行かない方がいいぞ」
「そうだね・・・」
帰り道、不二は皆と別れた後、いつもとちがう道を曲がった。

***

「あの・・・僕、国光君と同じテニス部の不二」
「周助くんね!」
「は、はい・・・そうです。あの・・・国光君、熱は大丈夫ですか?」
「もう大丈夫よ。今朝も行くっていうのを無理矢理止めたの」
「そうだったんですか・・・」
「風邪じゃなくて、知恵熱だったみたい」
「よかった・・・じゃあ、僕、帰ります」
「あら、せっかくだから上がっていって。国光も喜ぶわ〜」

***


熱が下がった手塚は昨日の日記を書いていた。

○月×日

昨日、とっさに落ちてくるボールから不二(くん)を庇おうとして、
不二(くん)をぎゅっと抱きしめた。
いつも、ぬいぐるみの周助くんを抱きしめるみたいに、ぎゅっと・・・
不二(くん)は柔らかくて、いい香りがして・・・
ずっと、抱きしめていたかった・・・
あのまま、時間が止まってくれればよかった。
しかし、その後、不二くん(天使)に言われた言葉に本当に時間を止められてしまいそうになった。
不二くん(大好き)が・・・俺のこと・・・
駄目だまた熱が出そうだ・・・

〜国光ラブぽえむ〜
『時間を止めて 止めないで どっちだよ
手塚がポエムを考えていたそのとき、部屋がノックされた。

「国光!本物の周助君が来たわよ!」
「・・・」
「不二君が来たの!」
「えぇ!?」
「上がってもらっていいわよね」
「は、はい」
部屋はいつも綺麗に片づいている。
不二(くん)に入ってこられても何の問題もない・・・
しかし、
『手塚くん、早く僕のことしまって!』
さっきまで抱きしめて一緒に眠っていた、ぬいぐるみの周助くんを見られるのはまずい。
『早く、早く!』
『ど、どこに・・・』
手塚は急いで周助くんをクローゼットに隠そうとした。が、
『できない・・・』
『えぇ!?』
『俺にとって周助たんは宝物なんだ!こんなところに押し込めるなんて出来ない!!!』
『手塚君くん!!!』
『周助たん!!!』
「手塚・・・何やってんの?」

周助くんを抱きしめた手塚が振り返ると、そこには開眼した不二が立っていた。

つづく



ふんふんふ〜ん
2月のオンリーに出す本のバレンタインネタを考え中。
なかなか思い浮かばないのですが・・・
書いてりゃなんとかなるかな・・・
すばらしい塚不二作家様がたくさん書いてるネタだからなぁ〜
難しいなぁ〜
ふにゃふにゃ・・・
ライオンで、とか、デンジャラスで、とか
バラバラのネタでは思いつくんだけど、本にしづらいよな・・・
ふにゃ〜
今のところ、どうしても書きたいバレンタインエロネタが一つあるので、
まずはそれを書きます・・・


・拍手レス↓
11/22、23に拍手してくださった方、ありがとうございます。


パソコンが壊れてます

旦那が私が使えるようにPCの設定を変えてくれました。
これで、ワードは使えるので2月のオンリーの書き下ろし原稿をコツコツやります。

乙女手塚日記

〜国光らぶポエム〜
『君を見てるだけで とっても幸せ 眩しい笑顔で天国行き 目を合わすことすら 恥ずかしくってできないよ』

手塚が不二を見るだけで幸せな気持ちになっていたある日のこと・・・

「わぁっっ」
「危ない!!!」
ガシャーン
「・・・大丈夫か?」
「うん・・・手塚がかばってくれたから・・・ありがとう。手塚の上にたくさんボール落ちたんじゃない?ごめんね」
「平気だ」
「あの・・・手塚・・・」
「す、すまないっっ重かったな・・・」
「ううんっっ・・・ありがと・・・僕、片づけるから、手塚、先に行ってよ」
「いや・・・そういうわけにはいかない」

二人で黙々とボールを片づけた後・・・

「て、手塚・・・あの・・・手塚は格好良くて、何でもできて、無口で優しくて、女の子にすごくもてるよね・・・」
「・・・いきなり何を言ってるんだ」
「あのね・・・君は僕のことただの友達って思ってるだろうけど・・・」
「・・・」
「・・・君のことキャーキャー言ってる女の子と同じように・・・僕は・・・」
「・・・」
「手塚のことが」
「ふじーーーーーーーーーーっっ」バタン!
「!!!」
「え、エージどうしたの?」
「遅いから、どーしたのかと思ったにゃ〜早く帰ろ〜」
「・・・不二、汁の試飲を頼んでいたのを忘れていただろ」
「あっごめん!すぐ行く」

不二が行ってしまう・・・

「待ってくれ!」
「なんだよ、手塚〜」
「不二、冷める前に飲んで欲しいのだが・・・」
「何・・・?」
「・・・明日!明日、さっきの話の続きを俺からさせてくれ!」


『周助たん!!!』
『どうしたの?手塚くん』
『ふふふ不二くんに告白する!!!』
『えぇ〜!?』
『ふふふ不二くんも俺のことを好きみたいなんだ・・・』
『両思いじゃないか!』
『あ、明日・・・ちゃんと俺から告白して・・・それで・・・』
『がんばれ、手塚くん!君なら大丈夫!』
『周助たーーーーーーーーん!!!』

この日、手塚は初めて日記を書かずに寝て、次の日に知恵熱を出したのだった。

(つづく)

・拍手レス↓
11/22に拍手をしてくださった方、ありがとうございます

パソコンがこわれた!!!

とうとうパソコンが壊れました・・・
修理には3週間かかるそうです・・・
しょんぼり・・・

しばらくはブログの乙女手塚の更新だけになると思います・・・
(ちなみにこれは旦那のPCを借りて書いてます)

なので拍手はチェックできますが、
メールフォムのメール以外チェックできないのでご了承くださいませ・・・
あ〜直りますように(願)

乙女手塚日記

○月×日

今日も不二(くん)は可愛かった・・・
はじめて会ったときは天使なのかと思った
不二(くん)は天使でいずれかは天上界に帰ってしまうのかと心配になった
なので、彼が自分と同じ人間なのだと分かって安心したのだが・・・
やっぱり不二(くん)は天使に見える・・・
だってキラキラしてるから・・・

『周助くんも天使みたいに可愛いよ』
『僕は天使じゃないよ、ずっとずっと手塚くんのそばにいるよ。だって手塚くんのことが大好きだもん』
『周助たん!!!』

(お気づきだと思いますが、この会話は手塚が声を変えて一人でやっているものです)
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